コインチェックからハッキングされ、流出したネムがダークウェブ上で取引されていました。
流出したネムの行方
流出したネムが安く取引できる取引所がダークウェブ上に開設されていました。
流出したネムにはモザイクという印がつけられて、行方は追跡できるようになっているのでクラッカーは別の通貨に交換して資金洗浄したわけですね
取引所があるダークウェブとは
ダークウェブとは、Googleなどの検索エンジンに引っかからない深層ウェブにあり、さらにtorブラウザと呼ばれる匿名性が守られるブラウザでしかアクセスできない場所です。
torブラウザは世界各地のサーバーを跨いでアクセスするので最初のIPアドレスがわかりません。
上記画像のようにURLが.onionだとtorブラウザでしかアクセスできません。これにより取引所もアクセス者も特定されずらい仕組みになってます。
ただ日本人がダークウェブ上の取引所でネムとライトコインを交換し、特定され警察で事情聴取を受けていますので完全に匿名性ではないです。
まあ、取引所から足がついたわけじゃなくモザイクついたネムを本人確認した日本の取引所ウォレットにつっこんだのかなーっとは勝手に思っていますが・・・
仮想通貨とダークウェブの関係
実はビットコインもダークウェブ上で使われていました、それもマネーロンダリングどころか違法売買でw
昔、ダークウェブ上にあったシルクロードと呼ばれるブラックマーケットの決済方法として唯一、ビットコインのみが採用されていました。
ビットコインで麻薬などが購入できるサイトだったのです。
ビットコインの歴史的に重要なのでビットフライヤーのビットコイン用語集にもシルクロードの記載があります。
ビットコインの暗い歴史ですが、当時のビットコインの価格を上げたサイトですし、仮想通貨が決済として使える証明になったと思っています。
なんなら僕が初めてビットコインを知ったのもシルクロード事件でした。当時は仕組みまで調べなかったので買わなかったんですけどね・・・
仮想通貨もインターネットも利用者次第で良くも悪くもなる
インターネットも仮想通貨も利用者次第でよくも悪くもなるんです。
ブラックマーケットで使われたことで一般人からの評判は悪くなりますが、しっかり通貨として扱えることの証明なんですよ
これがeBayとかメルカリで使われれば便利なものとして一般にも浸透していくと思います。